ドローンを用いて土地の画像解析測量を行います。国土交通省が推進するi-Constructionにも対応可能です。

ドローン測量について


土木・建設現場などの上空でUAV(無人航空機:ドローン)を用いて写真を撮影し、画像解析測量(写真測量)を実施します。トータルステーションなどを使用した地上での測量に比べて短時間で結果を出せる他、「調査」や「起工測量」に使用することが出来ます。

また、撮影した写真を点群データに変換することで「土量」や「出来高」管理に用いることが可能であり、点群データから断面図の作成が行えることから「施工検討」や「図面作成」にも役立ちます。

ドローン測量で世界初の国際規格認定

弊社は2017年8月15日に、ドローン測量の分野で世界初となるISO/IEC17025:2005認定を受けました。

「ISO(国際標準化機構)」は、国際的な標準である国際規格(ISO規格)を策定するための非政府組織です。ネジや用紙サイズ(A4など)、果ては非常口のマークに至るまで様々な規格(モノ規格)を制定しています。

また、それらのモノを対象とした規格の他に、組織の品質活動を管理する為の仕組みについても規格が制定されており、「モノ規格」に対して「マネジメント規格」と呼ばれます。この「マネジメント規格」としてのISOは分野や産業別に発行され、その中でも検査や試験などを扱う規格に「ISO17025」と呼ばれるものがあります。

弊社はドローン測量(画像解析測量)の分野で、世界初のISO/IEC17025:2005認定を受けました。ドローン測量のマネジメントシステム設計(方法論、内部監査、教育訓練などを含む)を行い、国際的な精度保証範囲を2センチと認められました(2018年には更に高精度化する見込みです)。

マネジメントシステムの設計に際しては、国土地理院が平成29年に発行した「UAVを用いた公共測量マニュアル(案)」を使用しており、国土交通省が推進している「i-Construction」にも対応しています。

結果として、弊社では国際規格に対応した精度で「i-Construction」におけるドローン測量を実施することが可能です。

ドローン測量の手順や詳細


ドローン測量は計画の策定から始まり、地表標準点の設置、実際の撮影や画像を元にした三次元モデルの作成など、ドローン測量に関する手順を紹介しています。

ドローン測量(画像解析測量)は、UAV(無人航空機:ドローン)で撮影した連続写真をもとに三次元モデルを作成し、画像解析測量を行う技術です。

航空写真測量や航空レーザー測量は「公共測量作業規定」により使用機器や観測方法、精度管理方法が定められております。しかし、精度や費用について難しい面があり、新技術であるドローン空撮測量が国土交通省により推進されました。

法体系こそ制定されていませんが「i-Construction」によるマニュアルが発表されおり、弊社のドローン測量における手順は「i-Construction」に準拠した以下の手順を踏んでおります。

①撮影計画の策定
現場に応じた撮影計画(ルート・高度などの設定)を策定します。航空法の制限を加味し、専用のソフトウェアを用いて写真ラップ率などを考慮したルート設定を行います。

②地表標準点の設置
写真から作成する三次元モデルへ位置情報を付加するため、現地に地表標準点を設置します。標準点は弊社が独自に設計・開発を行ったもので、上空からでも視認可能となっております。その地表標準点を、複数の写真に写り込むように配置します。

③離陸・撮影
UAV(無人航空機:ドローン)を離陸させ、事前に策定した飛行ルートに従い、自動飛行を行います。航空法の規制で「DID地区(人口密集地区)」の上空や「目視外飛行」は禁止されておりますが、弊社は国土交通省より全国の範囲で飛行許可、並びに「目視外飛行」と「夜間飛行」の承認を得ています。

④三次元モデルの形成
専用の画像解析ソフトウェアを使用して解析を行い、ドローンで撮影した写真から三次元モデルの形成を行います。

⑤画像解析測量
出力された三次元モデルをもとに、「画像解析測量」を実施します。条件などによって異なりますが、ISO/IEC17025:2005認定による保証制度は2センチ程度となっています。

通常の測量との違いについて


ドローン測量は通常の測量とは異なり、人員が少なく、また短時間で行えることに特徴があります。

ドローン測量(画像解析測量)は、トータルステーションを用いた人力での地上測量とは異なり、予め設定された航空プログラムに沿って、ドローンが空から撮影を行い、ソフトウェア上で画像解析測量を行います。

通常の測量とは異なり、測量時間やデータ収集に係る時間、ひいては費用を大幅に削減出来るメリットがあります。これは広大な敷地に対し、時間をかけずに測量を行おうとした場合が特に顕著です。

また、トータルステーションでの測量は計測するポイントが少なく、一日当たりのポイント数が千数百ということもありますが、ドローン測量ではオルソ画像(真上から現場を見たような画像)を駆使することで詳細なデータの取得が可能であり、弊社はISO/IEC17025:2005をドローン測量の分野で取得していることから、精度保証を行うことも出来ます。

オルソ画像・モデルの作成


ドローン測量によりオルソ画像の作成や三次元モデルの作成が行えます。作成したオルソ画像は三次元モデルに活用できる他、現況調査の一環としてもご利用頂けます。

更なるメリットとして、ドローン測量の過程で詳細な三次元地形データの取得を行えることから、CIM(Construction Information Modeling)にも活用出来ます。また、ドローン測量は建設や土木の造成現場のみならず、ダムの建設現場や災害時の状況把握と記録、工事現場の土量測定や出来高管理の用途でも威力を発揮します。

ドローンは次世代の技術として、測量を始め現在も様々な分野で技術開発や精度設計が盛んに行われております。弊社はドローン測量としてのドローン運用の他、BIMCIMといった3Dモデル化サービスにも対応しております。

将来性のあるドローン測量

i-Constructionにおいてドローン測量は今後も推進され、今以上に多くの場面での使用が期待されています。

ドローン測量において土地の測量を行うメリットは、現在ですと「工事測量」や「出来形計測」、「数量算出」など施工段階を中心としたものが多いです。しかし、今後は取得したデータを活用した維持管理の効率化など、様々な利点が期待されています。

実際に、国土交通省が発表している「空中写真測量(無人航空機)を用いた出来形管理の監督・検査要綱」でも、無人航空機を用いた測量のメリットについて以下のように述べています。

■工事目的物の品質確保
①二次元データから三次元設計データを作成するため、図面の照査が確実。
②空中写真測量による出来形計測は面的な計測データとなるため、出来形が確実で確認が用意。
③出来形な面的に計測することによる品質確保が可能。
④面的な計測結果を用いた図面の作成及び数量算出による品質確保。

■業務の効率化
①三次元設計データの作成による図面の照査が効率化。
②実地検査における検査頻度を大幅に削減。
③写真管理基準の効率化が可能。

ドローン測量は国土交通におけるi-Constructionの花形ともなる業務です。 今後、更なる利用が推奨され、日本の人口減少社会の中では、業務の効率化や安全化が希求され、ドローンによる土地測量は次世代のスタンダートともなっていく測量方法ともなります。

弊社はドローン測量による土地測量を行うと共に、精度保証のための国際規格ISO/IEC17025:2005のコンサルティングも実施しております。また、ドローン測量を行う操縦士を育成するための、ドローンスクールも運営しております。

ドローン測量でお困りでしたら、お気軽に弊社までお声掛け下さい。

土地測量などの料金

建物の測量

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